先日はお休みを頂きご迷惑をお掛けしました。
お休みを頂いた理由としては、クラフトビールを提供する上で必ず必要なことを勉強したかったからです。
やってきたのはここ
AM9:00 静岡県修善寺着。
Baird Brewery Shuzenji
ベアードビール修善寺工場。
クラフトビアステーションでお馴染のベアードビールです!
ライジングサンペールエールや、がんこおやじのバーレーワイン、スルガベイインペリアルIPAなどを提供して頂いている醸造所です。
十数年前に日本に来たアメリカ人が、
日本で飲まれているビールを見て、
(飲食店や家庭で大手メーカーのピルスナーばかりを飲んでいる状況を見て)
ビールはもっと多彩で面白いもの、ということを伝えるため、
当時の仕事を辞めてアメリカに帰り、
ビール造りの勉強をして、
日本に帰って来て沼津に小さな醸造所を開いたのが始まり。
情報に一部誤りがあったらすみません。
実は2年半前に、社長であるブライアンベアードさんに直接会って伺いました。
(僕が着ているのは、カナダの醸造所”Junction Craft Brewing”にいた頃のTシャツ!)
そんな小さな醸造所がいまではこんなに大きな工場に!
約100倍くらいの大きさではないでしょうか^^
話は逸れてしまいましたが、
今回は、ビアサーバーの洗浄研修を受けるために来ました。
もちろん、ステーションでも毎日の水通し洗浄と、
週に複数回のアルカリ洗浄を行っていますが、
より適切な管理をして継続して美味しいビールが提供したいと思いベアードビールさんにお願いしました。
(当店が扱っているビールは酵母が生きて入っており、普通の居酒屋さんで提供されている大手ビールメーカーのビールは酵母がフィルターで除去されています。そのため、ビアサーバーの管理方法が違いがあり難しくなっています)
そして研修開始。
まずは、マニュアルを頂き、読みました。
そしてビールの注ぎ口であるタップの裏へ。
クラフトビールは、樽ごと冷蔵庫にて保管されています。これも酵母が樽の中で生きていることと関係しています。
(当店も冷蔵庫にて管理しています)
足元にあるものが、洗浄用の樽です。
ここからがビアホースの洗浄開始です。
1. ホースを水通し洗浄
2. アルカリ洗浄(酵母などの除去)
3. 熱水でアルカリ洗浄液のリンス
4. 熱水でアルカリ洗浄液のリンス(2回目)
この時点で、一般的な水通し洗浄の手間の4倍以上…
まだまだ終わりません!(*´Д`)泣
タップを取り外して…
分解して…
アルカリで漬け置き洗浄。
そして熱水で3回リンスして、
乾燥させ、
組み直して、
取り付けて、
ビールを通して漏れがないか確認して、
完了。
(;´・ω・)フウ
これで3時間。
前日の仕事からほぼ寝ずに来た自分にとっては、なかなかのハードワーク。
そのため…
研修終わりの一杯は最高でした!笑
隣で昼食をとっていた大工さんからカレーパンを頂きました(*´ω`*)
あの”がんこおやじのバーレーワイン”のモデルである大工さんです。
最後に…
サーバーの洗浄を教えてくれたクリスさんと。
実は、時期は違えど同じ会社に勤めていた経緯も笑
今回、研修を受け入れて下さったベアードビールの皆さん、案内して下さったさとこさん、そして教えて下さったクリスさん、本当にありがとうございました!!
これからも美味しいビールを美味しく提供できるように頑張ります!
そしてこのブログを読んでくださっている方へ。
クラフトビアステーションの定休日を設けさせて頂きます。
定休日:毎週月曜日
[営業時間]
火ー金: 17:00-24:00 (料理のラストオーダー23:00、ビールは23:30)
土日: 12:00-24:00 (料理のラストオーダー23:00、ビールは23:30)
急ではございますが、来週2月22(月)より毎週月曜日を定休日とさせて頂きます。
今回の研修でビアサーバー洗浄の重要性をさらに認識させて頂きました。
つくり手が想いを込めて造ったビールを美味しく提供できるように、
また、もっと面白いクラフトビールの文化を発信していけるように、
準備のお時間を頂きたいと思いますm(_ _)m
ご迷惑をお掛けして申し訳ございませんが、
今後ともクラフトビアステーションをよろしくお願いします!!